看護師の転職時の面接での看護観ってなーに?
必ずといっていいほど聞かれる質問。看護観なんて学生の時以来考えたことない!という方も多いのではないでしょうか?
今回は看護観にまつわるお話を回答例文を交えてまとめてみました。
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看護観ってなんだろう。
しかし看護観を語る上で、「なぜ看護師になったのか」ということや、「どうしてそのような看護観になったのか」ということも含めて話をすることが求められます。
そのため、これが正しいということやこれが間違っているということはありません。
理想的な看護観のポイントあるんです。
しかし病院の看護観とはどのように知ることができるのでしょうか?
病院の看護観は、病院のHPやパンフレットなどに記載されている「病院の目標」や「看護部の目標」という部分に書かれています。
でも、看護観をどのように書いていけばいいのかわからないという方のために、具体的な看護観の示し方についてお伝えしましょう。
「看護師を目指したきっかけ」についての看護観での質問での回答例
しかし、どうして看護師になったのか、些細なことでもかまわないので思い出してみて下さい。
- 幼い頃の体験
- テレビなどメディアからの憧れ
- 学生時代の恩師との出会い
- 実習先の患者さんとの出会い
- 友人の看護学生との出会い
- 新人看護師時代の先輩との出会い
- 人の生死に触れる体験
- 患者家族のサポートを通して
- 看護の理想と現実
上記のことを考えてみていただければどうして看護師になったのか?看護師として今自分が大切にしていることは何か、ということがうっすらとでも考えられるのではないでしょうか。では看護観の具体例についてお伝えします。
「患者さんの意思を尊重した看護を行いたい」看護観の面接の質問での回答例
しかし例えば精神科やリハビリテーションを行っている病院では特に活用されることをおすすめします。
面接時の看護観を質問されたときの具体例
- 私が看護師を目指したのは、祖母が認知症になったことがきっかけでした。
- 認知症の祖母と携わる中で、家族とコミュニュケーションをとりながら家族のケアを重視した看護に関心がありました。
- 学生になり、学習を進める中で、精神科との出会いがあり、学生時代がら患者さんと患者さんのご家族とのコミュニュケーションを大切にした精神科への道へ進むことに憧れ、就職致しました。
- 精神科の看護は医療行為が少なく、コミュニュケーションをとることが求められます。
- 精神科ではすぐに病状が変化することは少なく、根気よく患者さんと接することが重要です。
- 精神科で看護師として勤務する中で、患者さんのふとした変化の違いや、家に帰ることのできた時のご家族の喜ぶ顔が私の看護師としてのやりがいや原動力につながっています。
- そのため、私は患者さんとのコミュニュケーションを大切にし、患者さんの意思やご家族の意思を尊重した看護をおこなっていきたいと思っております。
「患者さんへ安全で安心した看護を提供したい」看護観の面接の質問での回答例
しかしながらなぜ迅速な処置が求められる場面への就職先へ効果的なのでしょうか?
面接での看護観を質問去れたときの具体例
- 私は看護師を目指したのは、テレビの影響でなんとなく看護師さんってかっこいいなと思ったことがきっかけでした。
- そんな大それた看護師像を持ち合わせて看護師になったわけではありませんが、新卒看護師時代の先輩との出会いが私の看護師人生に大きな影響を与えてくれました。
- 新人で右も左もわからない状況から手術室の看護師として配属されました。
- 患者さんとのコミュニュケーションがないなかで、やりがいを見失いつつありましたが、先輩看護師が患者さんは手術の間、何もできない、自分が何をされているのかもわからないということを教えられ、今までの自分を悔い改めました。
- 手術室では、患者さんは自分の意思では何か行動を起こすことはすごく困難です。
- 医療職にすべてを託してる患者さんへ術前の説明から術後のケアまで、この病院に任せてよかったと安全で安心した看護を提供していきたいと思いました。
「患者さんの自立を促したケアを行っていきたい」看護観の面接の質問での回答例
なぜ高齢者を対象とする病院に効果てきなのでしょうか?
面接での看護観の質問をされたときの回答例
- 私が看護師になったきっかけは手に職をつけたいという思いから看護師になりました。
- 看護学生から看護師へと経験を積む中で、高齢者の方を受け持たせていただく機会が多く、高齢者看護について思うところが多くなりました。
- 現在、日本は高齢化社会といわれており、高齢者を高齢者が介護する老老介護という状況が多くなっていることが現実です。
- その中でも、患者さんが患者さんらしい生活を送り、高齢の子どもにも負担をかけないためにもいつまでも自立を促したケアを行っていきたいと思っております。
- 現代では医療者が担う患者さんの自立と介護の分かれ目は非常に大きいですが、そこを看護師として着目してこいれすることで患者さんやご家族の負担を減らし、ひいては現代の医療の抱える負担を減らすことにつながれば良いと考え、看護師を行っております。
「看護師の転職で面接の時の看護観てなーに?質問と4つの回答例文」まとめ
「看護師の転職で面接の時の看護観てなーに?質問と4つの回答例文」いかかでしたか?ご理解いただけましたか。
でも看護観の質問内容を面接時に答えれるように覚えておきたいけど。。。そんなあなたに記事の見出しをみて思い出すために以下に列挙しました。
- 看護観ってなんだっけ?
- 理想的な看護観のポイントあるんじゃないの?
- 「看護師を目指したきっかけ」についての看護観での質問での回答例
- 「患者さんの意思を尊重した看護を行いたい」看護観の面接の質問での回答例
- 「患者さんへ安全で安心した看護を提供したい」看護観の面接の質問での回答例
- 「患者さんの自立を促したケアを行っていきたい」看護観の面接の質問での回答例
看護師の転職時の面接で聞かれる看護観というのはその人の人となりが重要視される質問です。
看護師としてどんな看護を行っていきたいかという思いがある方は多少内容がまとまっていなくても思いを面接で伝えることが非常に重要です。考えても思い浮かばない場合や、うまく表現できない場合は上記の例を参考に、自分自身の看護師としての思いを伝えるようにこころがけましょう。
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